Description
ロレックス社が初期型自動巻き”バブルバック”(1936年~)からセミバブルバック(1945年~)を経て、初めてローターの両回転巻き上げ方式を具現化し、巻き上げ効率を飛躍的に向上させたキャリバー1030を完成させたのが1950年でした。以降1950年代はこの安定的キャリバーにより、製品の開発もより安定的になってゆき、1950年代の後期には年間製造個数が10万個に達しておりました。その生産数の伸びと同様、この頃までは恐らくバブルバックで培った機械の製造も含めた安定性、そして防水ケースの構築だけでなく、デザインの側面からも世界中の消費者に愛用してもらう為、文字盤のデザインにおいても数々の創意工夫が見られ、創成期のロレックス社の時計作りにおける、造り手の必要なまでの探求心は、今日に及ぶ揺るぎない一流の時計メーカーとしての礎となっております。
この時計は1959年製造のキャリバー1030搭載の自動巻きモデルです。文字盤はモイスチャースポッドの経年変化と焼けに因る変色が見られますがシルバーサテン仕上げのアップライドゴールドインデックスで一見シンプルな文字盤に見えますがインデックスがツインバトン型とテーパードファセットバトン型インデックスの組み合わせで針はゴールド夜光デゥファン型針となっております。 また、この時計においては何といっても通常REF.6566等に付けられる珍しいベゼル仕様となっております。1958年のロレックスのカタログではGuilloche Fantaisie ギュロッシェ フォンテジ(ファンタスティックな彫り込み模様という意)という名前で呼ばれてました。 簡単に云うならエンジンターンドベゼルの5分単位の彫りの間にカットを入れるというデザインとなっております。ケース・機械ともオリジナルシェープが保たれた状態となっております。









