Description
海洋資源及び海洋開発重視の機運の高まりの時代背景の中、1953年、ロレックス社はこれまでの防水機構に更なる進化を遂げた本格防水時計としてサブマリーナーを開発発売に至りました。バブルバックキャリバーの次世代キャリバー10.5 A296、9.75 A260搭載のREF.6200、6204、6205、キャリバー1030搭載のREF.6536、6538、キャリバー1530搭載のREF.5510、5508と進化を遂げて行きました。以上がリューズガード無しのモデルの年代順の系譜となります。
この時計は1950年代に最初に作られた200m防水モデル、REF.6200の後継機種で1950年に完成しました両回転巻き上げローターのキャリバー1030搭載の200m防水のセカンドモデル、REF.6538となります。 この時計を一躍有名にしらしめたのは何と言っても1962年に封切られた映画007のショーンコネリーが着用した事に因り、映画共々後世に語り継がれるようになりました。 文字盤に若干の経年の劣化が見られますが、かなりブラウンに焼けており、当時のままのアンティークテイストに満ちたオリジナルコンディションとなっております。 ケースは厚みの残ったとても良い状態で、ベゼルに関しましてはベゼルディスクは各数字の0(ゼロ)のコーナーに丸みのあるこのモデルの正規交換用となっております。 ブレスレットはオイスターリベットエキスパンションブレスレットとなっておりますが、バネが均一でとても良いコンディションとなっております。