説明
ロレックス社のオフィシャルな資料では最初期女性用自動巻きはキャリバー７．７５は１９４１年より製造となっておりましたが、女性用自動巻きバブルバックはケースシリアル番号からは１９３０年代のもので男性用モデルと同じローターがフラットな形状の初期型フラットローターと呼ばれる形式搭載のモデルも出てきてますので、女性用のバブルバックに関しましては資料に基ずくよりは先に先行的に販売されていた可能性がございます。 その辺りの事も当時としましたら恐らく如何に耐久性に優れた高精度の自動巻きと云えどもこの厚い大き目のケースのバブルバックが当時女性用に関しては小ぶりの時計の全盛時に使用する側の女性達がこぞって購入したとは思えない背景もあろうかと思います。 紳士用を作って恐らく女性用も企画的には製造可能であっても、需要がそこまで無かったであろうことは想像できます。このモデルはステンレスケース及びステンレスリベットブレスレット仕様モデルとなっております。
文字盤は若干の経年変化が見られますが、当時のままのとても良いオリジナルコンディションとなっております。ブレスレットも当時のオリジナルクラスプにアップライドの王冠マークの無いリベットエキスパンションブレスレットでバネの状態も均一な良い状態となっております。
