VACHERON&CONSTANTIN 18K.スクリューバックラウンドケース紳士用手巻き

商品価格(税込)880,000 円
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ITEM DETAIL
OMG No. 9767
モデルネーム
Ref.
Serial.
ケースNo. 3*****
機械No. 4*****
キャリバー V466
製造年代 1950’S
材質 18K.スクリューバックラウンドケース
ブレスレットベルト素材
ケースサイズ φ32mm

¥880,000

カテゴリー:

説明

スイス時計メーカーでも記録に残っている時計メーカーの中で最も古い時計メーカーの一つです。 ジャンマルクヴァシュロンの作った工房から始まり1819年にフランソワ・コンスタンタンを迎え入れ、ヴァシュロン・コンスタンタン社へと社名を変更し、高級時計メーカーの歩みが始まりました。 時計製造において育まれた歴史の中ではパテックフィリップ社やオーディマピゲ社と並ぶ3大時計メーカーと呼ばれる細部に拘った丁寧な時計作りをしてきたメーカーの一角を担う存在は揺るぎないものとなっております。 しかしながらその実、ジャガールクルト社との深いつながりは同社が歩んできた時計製造の歴史において、重要な根幹であった事は揺るぎない事実です。1980年代においてもスイス・ジュネーブ、レマン湖の中州に同社の旧本社ビル及びシュールームの最上階にJAEGER LECOULTREの看板が掲げられており、長年の密接な関係を物語る光景でした。 逆に言えばジャガールクルト社は1920年代のパテックフィリップ社の腕時計のキャリバー供給、また、ジャガールクルト社の共同経営者の一人、エドモンド・イエーガー氏が深く時計製造を始めたばかりのカルティエ社に関わっており、1910年代からのカルティエ社との協力関係はむしろジャガールクルト社の当時の企業力とその結果の大きな業績と言えると思います。  ヴァシュロンコンスタンタン社の機械の特徴は、ジャガールクルト社の影響に因るところが濃く出ておりますが、時計のデザインにおいてもその影響が感じられる部分が強く、各社共通のその時々のデザインの流れを抜きに考えれば、とてもシンプルな精巧なデザインが特徴といえます。 また、販売代理店の実績も持っており、当時のブレゲ社の販売を手掛けていた時期もあったようで、デザイン的特徴の一つ、文字盤の加工方法の一つ、編み目等の彫り込み工法のギュロッシェ(ギョウシェ)様式も多々見られます。
この時計はヴァシュロンコンスタンタン社の腕時計では珍しい、1950年代のウォーターレジスタント仕様の手巻き時計です。 スクリューバックケースに裏蓋のインナーにダストカバーキャップ仕様となっており、外形的特徴としては文字盤中央にミニッツプリントを設け、ブルースチールの少し短めの針が文字盤中央のミニッツ目盛りの外周を回るように設定された秒の単位をはっきり知ることができるダイヤル仕様となっております。 同型にステンレスケース仕様のモデルもございますが、このモデルは18金ケースで秒の単位が分かりやすい文字盤デザインになったウォーターレジスタントケース仕様のモデルとなります。 全体に経年変化は見られますが、当時のままのオリジナルコンディションです。