Description
ロレックス社が自動巻きカレンダー付きモデルのパテントを取得したのが1945年、ビッグバブルバックと呼ばれたバブルバックの次世代キャリバー、セミバブルバックの大き目のキャリバー、10.5 A295で実用化されたのはほぼ1950年直前頃からとなります。
当時の最初期はカレンダー表示付きに対するモデルネームは無く、1950年代から「DATE」「DATEJUST」と文字盤にネームが入れられるようになりました。この時計はセミバブルバックキャリバーの次世代キャリバー1030系の後期キャリバーでバランスホイール受けのブリッジに緩急針を設けないハイグレードキャリバーとなっており、文字盤もギョウシェ彫仕様で後の自動巻き「デイト」モデルはオイスターパーペチュアル「DATE」のレタリング形式ですが、敢えてオイスター「DATE」パーペチュアルとプリントされている点など自動巻きカレンダー付きモデルの通常の仕様との違いを強調するかのような文字盤仕様となっております大変珍しい時計の一つかと思います。全体に経年変化は見られますが、当時のままのオリジナルコンディションとなっております。