ROLEX SSオイスター「SPEEDKING」

商品価格(税込)308,000
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ITEM DETAIL
OMG No. 8982
モデルネーム SPEEDKING
Ref. 4220
Serial. 52****
ケースNo.
機械No.
キャリバー 10.5
製造年代 1946’S
材質 SSオイスターケース
ブレスレットベルト素材
ケースサイズ φ30mm

¥308,000

カテゴリー:

説明

ロレックスは1926年に防水機構であるオイスターケースのパテントを取得して一気に防水ケース(オイスターケース)のモデルの製造を始めました。もちろん今までに培った精度の高い強固な機械製造、装身具として受け入れられる為の文字盤、ケース等のデザインの重要性もロレックス社の時計製造においては重要なファクターとして取り入れてゆきました。こうして今日の完全防水の時計の礎が1930年代にほぼ完成していたと云っても過言ではないと思います。 そうした中で手巻き式防水時計においては、先ずはこの直径が29mm前後の紳士用手巻き時計が主流モデルとなりました。 その後1930年代から1940年代に早くも完成させた防水自動巻きモデル(通称バブルバックと呼ばれる最初期自動巻きモデル)までの間の数年間で、ベーシックな防水ケースの形、それに対するデザインとしての文字盤を中心とした針との組み合わせ等ロレックス社のオイスターモデルのベーシックデザインがその頃ほぼ固まったと云えます。
この時期に手巻きモデル、ロレックスオイスター、スピードキング、ロイヤル等沢山のオイスター手巻きモデルが世界中で発売されました。
この時計はそんな時代のモデルの一つで、今日ではボーイズサイズとなりますが、当時の紳士用の定番モデルの一つです。
前述しましたようにまずは手巻きモデルにおいて沢山の文字盤デザインが作られてゆきました。 その種類の多さは後に世界中で販売する事を念頭に置き、その地域性も加味しながら文字盤デザインが針との組み合わせも含めて綿密かつ緻密に作られた形跡が、今日いろいろなところから出てきます沢山のデザインのモデルで窺い知ることが出来ます。 この時計の文字盤もかなり焼けの部分が見られますが、当時のロレックス社の絶妙な文字盤と針の組み合わせのバランスの面白さが窺い知れる時計の一つといえます。