CARTIER 18K.W.G.ケース 「Duoplan」by European Watch & Clock co. BOX付き

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ITEM DETAIL
OMG No. 8875
モデルネーム Duoplan
Ref.
Serial. 97** 22**
ケースNo. 2****
機械No.
キャリバー 403
製造年代 1940’S
材質 18K.ホワイトゴールドレクタングラーケース
ブレスレットベルト素材 メッシュループブレスレット(社外品)
ケースサイズ φ12mm×35mm

カテゴリー:

説明

カルティエ社の時計への思い入れは当時のメゾンと呼ばれる5大老舗宝飾店と比較してもいち早く、時計という物を自社の取り扱い品目に入れていた事で伺い知る事が出来ます。1800年代の終わりには既に時計の販売を行っており、後のパリ工房の設立はカルティエ社が自社で最高品質の時計を製造するという事の成就とともに、時計製造業界においても歴史的な最高峰の時計製造工房の誕生でもありました。ルイ・カルティエはブレゲ工房出身のE.イエーガーとの出会いによって、自分自身が描いていた腕時計の世界を見事に開花させました。 その数々のモデルが、今日でも継承されるカルティエの腕時計原点となっております。 カルティエ社の時計製造史としては、まずはE.イエーガー氏の時計(JAEGER)の15年間の販売権を取得した事に始まりました。その後、E.イエーガー氏と共同でパリにヨーロピアンウォッチ&クロックカンパニー(EUROPEAN WATCH AND CLOCK CO.)をい設立し、順調に自社製の最高品質の時計を製造しておりましたが、1940年代にパリが戦争の影響で製造継続困難を余儀なくされた事に因り、1950年代に中葉にはジャガールクルト社に製造を委るまで、パリの工房は継続されました。この時計はホワイトゴールドレクタングラーケースの婦人用の時計でイエーガー氏が得意にしていた婦人用小型キャリバー403をベースに作られた、「DUOPLAN」と呼ばれたモデルで、1920年代に販売が開始されました。この時計はパリの工房の中葉期のもので、1940年代製造品と思われます。裏側にリューズがあり(バックワインド方式)、この機構はリューズの存在をデザイン的な視点から良しとしていなかったルイ・カルティエが好んで使用したモデルです。文字盤も殆ど良い状態が保たれた当時のままのテイスト感のあるとても良いオリジナルコンディションとなっております。 オリジナルボックス付きとなっております。ケース裏蓋にEOROPEAN WATCH AND CLOCK Co.の刻印、当時の自社のパテント登録を示す、SGDGの刻印がございます。 ブレスレットは他社製品となっております。