Description
カルティエ社は宝飾メーカーでありながら他の宝飾メーカーに先駆けていち早く時計の製造を1900年初頭に始め、それは時計製造メーカーが腕時計の製造を企画し始めたのと同時期であり、装身具となり得る時計の将来性をいち早く見据えた正に先見性とセンスのたまものと言えます。1900年の初頭にブレゲ工房出身のエドモンド・イエーガー氏(後のジャガールクルト社の創設者の一人)の時計の15年間の販売権を得た事を皮切りにエドモンド・イエーガー氏と共同出資でパリの時計工房を開設し自社の本格的時計製造を開始しました。それらは宝飾に見られる当時のカルティエ社の「完璧な完成美」を求めた製造ポリシーが強く覗い知れるものです。
このモデルは1921年より製造されましたTANK CINTREE=タンクサントレモデルの1960年代モデルとなります。1906年に製造されたトノー型モデルの曲線ラインを踏襲するタンクモデルとなります。 1950年代に完全自社製造であったヨーロピアンウォッチ&クロックカンパニー社の製造が終わり、1960年頃より暫くの間スイスのジャガールクルト社に自社製品の製造を委ねました。 この時計はその時代のタンクサントレモデルとなります。 このやや縦長のタンクケースは同社の初期型紳士用モデルが全て小さめであったので当時としてもやや大き目のケースとしてはこのサントレモデルだけでした。 それが故にこの腕の曲線に沿った同モデルはとても人気があったモデルの一つで古いもので大き目の時計をお探しの方にはお薦めのモデルとなります。ケース・文字盤・機械ととても良い状態となっております。
文字盤もこの年代独特のフォントがやや太いプリントとなっております。 オリジナルボックス付きです。











