Description
1905年に義弟のデイビスの出資を仰ぎ、創始者ハンスウィルスドルフは正式に時計供給会社、ウィルスドルフ&デイビス社を立ち上げました。1908年にスイス・ラショードフォンにROLEX社の名前を会社名として登記し時計製造メーカーとしての産声を上げました。1910年には早くも最初のクロノメーターモデルの認定を受けるに至りました。1912年には機械製造メーカーのエイグラー社と合併し、安定的に精度の高い機械を自社オリジナルとして製造するに至りました。1926年に防水ケースの開発で強固な耐久性ケースを完成させるとエイグラー社との合併により安定的高精度の機械を得ていたので、31年には高精度の自動巻き機構を世界に先駆けて製造に成功し不動の地位を築いたロレックス社は正に将来の時計作りにおける明確な製造理念の構築とそのしっかりしたロードマップをスピーディーに進めたが故の事であったと思います。
こうした中で産まれたロレックス社の代表格のモデルの一つ、”バブルバック”と通称で呼ばれる最初期自動巻きモデルは何といっても今日のロレックス社の礎となったモデルです。 裏蓋側に自動巻き機構がある為に裏蓋が泡のようなふくらみになっている事からこの呼び名で呼ばれるようになりました。 1930年代から1960年代まで製造(1960年代は恐らく残った部品が見つかれば少しづつ製造)されました。 このバブルバックは同社にとっても防水機構ケースに新しい自動巻き機能といった先見的な時計であった為、その順調な販売状況からいち早く世界戦略を考え、機構自体は変わることのないモデルに対して、ケースデザインにいち早くステンレスと金のコンビネーションを取り入れたり、文字盤のデザインを執拗なまで多様化した試みは、見事に世界中で高い評価を勝ち得る結果となりました。地域的な好みの違いやデザイン需要に即応した先進性は当時の時計製造の固定観念を覆すかのようなスピーディーな動きで時計製造をしていました。 今日コレクター泣かせとなっているその多様な種類はそのような背景でもたらされたものとなっております。
このモデルは1947年に製造された14金ピンクゴールドケース仕様のバブルバックです。 文字盤はピンクサテン仕上げの夜光アラビア数字と夜光バトン型インデックスの組み合わせ仕様で針はピンクゴールドフレームの夜光メルセデス型針となっており文字盤には目立ったダメージの無いとても良い状態となっております。ケースコンディションはエンジンターンドベゼル、ケースエッジ共に若干丸みは見られますので使用感はぬぐえませんが文字盤との組み合わせも含めバブルバックらしいとても良いテイスト感のあるコンディションとなっておます。少し年代的には後のものとなりますがゴールドフィルドのバックル付きとなっております。









