Description
ロレックス社の時計はおおよそ紳士用と婦人用の間にボーイズサイズと呼ばれる中間サイズ(ミッドサイズ)が存在します。 もちろん製造個数はかなり絞られていた為、各モデルのミッドサイズは希少性は高いものとなります。 この時計はロレックス社初の自動巻きモデル、バブルバックモデルの中間サイズモデルとなります。 バブルバック製造時の1940年代はロレックス社の年間製造個数がおおよそ3万個から6万個であったので、この時期の中間サイズは多く作られていない珍しいモデルでした。 キャリバー8.75(8.75リーニュ)ARというキャリバーだった為、コレクター間ではARバブルバックと通称で呼ばれています。 このサイズの代表モデルとしてはカバードモデルのシェルフーテッド、ライフセーバーと呼ばれましたボーイズサイズのエンジンターンドベゼルモデル等ありますが、ボーイズサイズにおいてもケースデザインを変化させ、当時のロレックス社はアグレッシブに沢山の新たなデザインモデルを積極的に作っていました。 このモデルの文字盤はアップライドのトライアングルインデックスと12時いちのみアップライドの数字のインデックスとなっており針はアルファ型針の組み合わせとなっており、ロレックス社の代表的ダイヤルデザインの一つとなります。 ロレックス社のモデル別仕様書に因りますと当初ねじ込み式ではない50年代に開発されたスーパーオイスタークラウン仕様となっておりますがこの時計は5.3mmリューズの次世代のねじ込み式クラウンとなっており、スーパーオイスタークラウンが防水性に問題があった為後にロレックスサービスセンターで希望によってはその当時の新しいリューズ形式に交換をしていた様で恐らくこの時計も交換されたものと思われます。 ブレスレットはバンブータイプの社外品ですが古いブレスレットが付いております。ケースエッジが残ったとても良いコンディションとなっております。








