Description
1945年にカレンダー機構の開発に成功し特許申請して以来今日に至るまでカレンダー表示付きの時計は「デイデイト」・「デイトジャスト」・「デイト」モデルはロレックス社のトラディッショナルコンテンポラリーモデルとして常にロレックス社の代表モデルの一つとなっております。 製造個数の一番多いモデルも「デイトジャスト」ではないかと思います。恐らくロレックス社が防水構造の構築、自動巻を他社に先駆けて製造しその腕時計にカレンダー機構をもいち早く導入したのは当時ロレックス社がこれからの腕時計の進化を見据えた時に耐久力のある防水ケースに新しい自動巻き機構の導入、更に当時画期的なカレンダー機能を取り入れる事をいち早く考えた末の事だったと思います。 弊社で集めたロレックス社の資料となります広告で最も多く登場するモデルはやはりデイト付き自動巻ですので当時アピールしたかったモデルである事が広告のアーカイブスを通しても伺い知る事が出来ます。カレンダー機能を有するモデルの系譜で云えば、REF.4467、5030、6031、6075、6305、とございますが(ベゼルの違いで別モデル番号も存在)キャリバーが1500系を搭載した初期モデルに1600系と移行してゆきました。
このモデルはステンレスケースにホワイトゴールドフルーテッドベゼル付きのキャリバー1570搭載のREF.1601、1972年製造モデルとなります。 ダイヤルは珍しいグレーサテン仕上にホワイトプリントで同年代の文字盤の特徴となりますエッジが一段下がった仕様となっており夜光塗料の焼けが見られ地盤全体が経年変化でやや焼けて僅かですがブラウンがかった色合いとなったとても良いコンディションとなっております。ブレスレットは70年代後期のジュビリーブレスレット仕様となっております。 ホワイトゴールドのベゼルは奇跡的に殆ど傷はなく全体にとても良いコンディションとなっております。









