International Watch Co. 18K.ラウンドフレアードドロップラグケース 紳士用手巻き

商品価格(税込)423,500円

※商品についてはお気軽にお問合せ下さい


ITEM DETAIL
OMG No. 10431
モデルネーム
Ref.
Serial.
ケースNo. 14*****
機械No. 13*****
キャリバー C.89
製造年代 1956’S
材質 18K.ラウンドスナップバックケース
ブレスレットベルト素材
ケースサイズ φ36.5mm

 

¥423,500

Description

スイス・シャウハウゼンにアメリカ資本で創設されたインターナショナル社は堅実な時計製造とある意味アメリカ的な量産式製造方法とは違った、スイス式時計製造で世界でも有数の時計メーカーへと成長致しました。高品質の時計を数々製造し、世界中でメーカーの信頼を掴んだ同社は1960年代後期の機械時計メーカーを襲った所謂クォーツショック、電池時計が主流となっていく状況となった時期を境に、機械時計をより進化させ続けたメーカーと電池時計にシフトする、または品質を下げてその後の電池式時計の値下がりに対応したメーカーの差は後の時計メーカーとしての「信頼」に大きく差をもたらしました。 機械時計をひたすら作り続けたメーカーは今日一流のメーカーとして堅実な語りえる伝統を残しております。 インターナショナル社はクォーツショックに対して、自動巻きを進化させ続けたり、インジュニアモデルのように耐磁機能として最高の機能を追い求めたメーカーです。 今日有数の機械式時計メーカーとして評価されているのはそうした積み重ねの結果と云えます。
この時計は1946年から1970年代まで製造され一部1980年代まで搭載されたIWC社の丸型傑作手巻きキャリバーと評されるキャリバー89搭載のモデルで1956年製造の18金ラウンドラージケースフレアードドロップラグ仕様の紳士用手巻きモデルです。キャリバー89は同社ミリタリーウォッチの最高峰モデル「マークⅪ」に標準装備されたキャリバーで其の所以はキャリバー89の機械の素晴らしさに尽きます。機械の中心部にきます2番車(時間針)の受け石をシャントと呼ばれるプレートで固定し、そのプレートを2本のネジで固定する強固な仕様となっていたり、秒針の動きを制御しますバネがブリッジの溝に埋め込みそのままシャントの下に固定される仕様となっていたりIWC社で1980年位までの製造キャリバーの中で一番長く、また最も多く製造されたキャリバーとなります。文字盤デザインはこれもIWC社を代表するデザインの一つ、外周にミニッツドット彫りマーカーを施しインデックスデザインもエンボスアップライド仕上げ(プレス凹凸仕上げ)のポインテッドバトンインデックスにゴールドのアルファ型針のセンターセコンド仕様となっております。ケースもラグの形状がフレアドロップラグとなっておりとても上品な質感のデザインとなっております。 ケースはノンポリッシュコンディションで全体にとても良いオリジナルコンディションとなっております。