PATEK PHILIPPE&Co. 18K.P.Gレクタングラーケース 紳士用手巻き

商品価格(税込)2,420,,000 円
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ITEM DETAIL
OMG No. 10309
モデルネーム
Ref. 1493
Serial.
ケースNo. 6*****
機械No. 8*****
キャリバー 9-90
製造年代 1945’S
材質 18K.ローズゴールドレクタングラーケース
ブレスレットベルト素材 革/18K.オリジナルバックル付き
ケースサイズ φ24mm×4mm

¥2,420,000

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Description

今や世界中に膨大な支持者を集めるに至ったパテックフィリップ社の歴史は1839年創業に遡りますが、その道筋は長い歴史の中では決して平たんなものではなかったと言えます。 もちろん創業以来、丁寧な時計作りでは今日評価されるだけの創業当時からの製造ポリシーに裏打ちされるものがありましたが、1920年代まではある程度の量を製造する為には意を同じくするエボシュ製造メーカーに支えられるところも大きかったと云えます。初期には6人の職人で年間200個の懐中時計を製造するのが精いっぱいといったところだったようです。しかしながら、常に丁寧な時計作りをしてきた蓄積は、当然最高峰の技術の集積といえますので、その中で製造された時計は、「細部に亘る造りの良さ」という点ではそれらの製品から最高峰の技術が細かく見れば見るほど感じ取れます。その素晴らしさは今日のコンピューター製造機器の進歩における製品と比べてもむしろ人の手で丁寧に加工していた当時の製品の方がはるかに勝る部分が沢山あることが分かります。熟練した技術者の人の手が介在する当時の時計と寸分の狂いのないコンピューター機器を駆使した現代の時計を比べると、人の手=熟練職人の技術の方がはるかに繊細でそれ以上であることが分かります。 最高峰の人の技術力はコンピューター製造に決して負けていない事が分かりまし逆に人の手から離れた現代の製造方法の至れない箇所が明確になっているとも云えます。当時の一流の時計製造職人達の技術力の高さは、今日敬意を持って称えなければならないところかと思います。
当時の技術者が手によってここまでの物が作れた事は感嘆以外の何物でもありません。
この時計はパテックフィリップ社を代表するキャリバーの一つ角形系の機械のキャリバー9-90搭載モデルで、このキャリバーは前期が1934年から1950年まで、後期が1947年から1967年までと一部改良されたバランスホイールへの変更はありましたがかなり長く製造されたキャリバーとなります。機械番号でいえば1945年製造で18金のピンクゴールドのレクタングラーケースモデルとなります。大き目のアールデコデザインのレクタングラーケース仕様でケース上下にふくらみが設けられたシンプルなレクタングラーデザインですが、時計サイドからの側面デザインがとても美しいラインえを形成しております。文字盤は外周がミニッツレイルウェイトラックとなっておりインデックスはアップライドのスクエアピラミッド型とローマ数字の組み合わせとなっており文字は少し薄くなっているところがありますが、当時のままの浮き上がった文字が当時の工法を印象付けるオールドパテックならではのとても美しい文字盤デザインとなっております。 当時のままの18金製オリジナルバックル及び18金のバネ棒も奇跡的に揃っております。全て当時のままのとても良いオリジナルコンディションとなっております。