Description
チュードル社の大元の会社は1926年に、ロレックスの創始者、ハンスウィルスドルフ氏が時計製造会社(ヴーヴデフィリップヒューター社)との提携によって登記されスタートしました。 それを1936年にハンスウィルスドルフ氏が正式に引継ぎ、社名TUDOR S.A.としてロレックス社の傘下に組み込まれました。 これよりある意味ロレックス社の時計のディヒュージョンブランド(普及版)としての道を歩み始めました。
チュードル社の時計のエンブレムで面白いのが、イギリスのチューダー朝がばら戦争後にイギリスで一番権力を握った王朝を築いた黄金時代にあやかって命名したことに因り、薔薇の紋を文字盤に配した事からその薔薇のエンブレムがチュードル社の馴染みやすい象徴となりました。 その後に恐らく当時のロレックス社のあやかり作戦が物議をかもして盾のマークへと変更されたものと思われます。
このサブマリーナーは1960年代から1970年代のモデルとなります。 この当時のチュードル社のサブメリーナーは独自性のあるデザインで、通称イカサブと呼ばれます文字盤の夜光塗料、針の夜光塗料とも四角形をベースデザインとしたものとなっており、この通称”イカサブ”と呼ばれたモデルの時期に
フランス海軍の軍用モデルとしても採用された事からとても人気のモデルとなっております。 この時計は全てとても良い状態で、特に文字盤は夜光塗料が均一に焼け、針の夜光塗料の焼けと一致したとても良い状態で、ベゼルも当時のままで、ルミナスドットも綺麗に焼けたとても良いコンディションとなっております。