BREITLING SS スクリューバックラウンドケース オートマチック「CHRONO-MATIC」BOX,説明書付き

商品価格(税込):880,000
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ITEM DETAIL
OMG No. 10195
モデルネーム CHRONO-MATIC
Ref. 2110
Serial.
ケースNo.
機械No.
キャリバー 112
製造年代 1969’S
材質 SSスクリューバックラウンドケース
ブレスレットベルト素材 SSブロックリンクオリジナルブレスレット付き
ケースサイズ φ40mm

 

¥880,000

カテゴリー:

説明

ブライトリング社は1884年スイス・サンテミエという小さな村から創業した時計メーカーで、創始者のレオン・ブライトリングは当初、当然懐中時計から製造を始めましたが、積算機能付きモデルと後の航空機時代にパイロット用計時機能付きクロノグラフの開発においてはスイスでも屈指の専門分野へと確立する軌跡を歩みました。 同社が計時機能付き腕時計において世界で初めて二つのプッシュボタンで積算時間計を操作するような機構を考え出したメーカーでもあります。同社の時計は正にパイロット用として後に開発された、クロノマット、ナビタイマー、コスモノートと今日まで継承される多くのモデルを輩出しております。
このモデルはその中で1970年直前に起きた“クォーツショック”と呼ばれる時計の機械革命(機械式から電池式・クォーツに)のあおりを受けスイス時計メーカー各社が深刻な経営危機に際した折りに、今後各社がどのような方向に舵取りしていくかの深刻な問題に直面した頃、各社が競い合うのではなく共同で新機構キャリバーを開発するというモーションが広がり、当時機械時計製造メーカー各社の課題であった、自動巻きのクロノグラフ機構を具現化に成功したのが、当時本来はライバル会社であったブライトリング、ホイヤー社が中心となり、系列であったデュボア・デブラ社が中心となり、当時マイクロローター開発に成功したブューレン社(直ぐにハミルトン社に統合吸収)の小型ローターシステムに改良を重ねてクロノグラフモジュールと合体させたキャリバーの開発に成功しました。
これにより自動巻きという機械式機構に新たな可能性が広がってゆきました。 このモデルはブライトリング社のマイクロローター搭載クロノグラフモデル、CHRONO-MATIC/クロノマチックの最初期モデルとなります。 時計のデザインとしてはこの当時は傾向として大き目のケースと多色使いの文字盤が流行った時代で、このモデル以降はブライトリング社でも大き目のケースで派手なデザインへと変更になって行きましたが、このモデルはブラックのミラー仕上げ鏡面ダイヤルの正に1960年代前期のクロノグラフらしいデザインとなっております。珍しい当時のオリジナルブレスレット、専用ボックスと説明書付きとなっております。若干経年変化は見られますが、当時のままのオリジナルコンディションとなっております。