Description
ロレックス社がキャリバー1500系を製造し使用が始まったのは1957年からとなりますが、主に本格的に時計に搭載されるようになったのは1960年頃となります。 cal.1530,1520,1560と続けざまに開発し、その完成形としてcal.1570と徐々に完全クロノメーター化へと歩んでゆきましたが、1530、1520と基礎となるキャリバーをほぼ同時に開発し、1530は巻き上げ式ヒゲゼンマイ採用のチラネジ付バランスホイール、1520は平ヒゲ式チラネジなしのバランスホイールと明らかに今後のロレックス社の主流となるべきクロノメーターキャリバー開発の基礎となるモデルを開発し、その中でクロノメーター適合キャリバーとなりえる1530から1560へ、ノンクロノメーターの1520と、安定供給の基盤がほぼ出来上がりました。 その時期に産声を上げたカレンダー機能なしのサブマリーナーモデルはREF.5512とREF.5513の2種類ありますが、後にクロノメーターキャリバー1560搭載モデルがREF.5512、1530及び1520搭載のノンクロノメーターモデルがREF.5513となりましたが、当初のREF.5512はcal.1530搭載のノンクロノメーターモデルでした。1960年にcal.1560が搭載可能となり、この時期からクロノメーターモデルがREF.5512、ノンクロノメーターがREF.5513とはっきりと区分けされました。 キャリバーの開発過程と新たなモデルの開発の重なりにより、REF.5512(後にクロノメーターモデルとして定着)は最初期が文字盤にクロノメーター表記のないミラーサークルダイヤル仕様、1960年頃よりcal.1560搭載からミラーサークルでクロノメーター表記付き又はシルバープリントでクロノメーター表記となり、ミラー後期にはサークル無しのクロノメーター表記仕様、そしてミラーからマットに変更(1967年頃)と変遷してゆきました。 この当時のミラーダイヤルにシルバーでクロノメーター表記や防水表記がなされているものは、正にクロノメーター認定に合格したものに後からクロノメーター認定表記を加えた為、シルバーカラーの表記となっておりました。防水表記も100mか200mかで後からそのモデルに合わせて文字盤を取り付けた為、防水表記が後からプリントされたシルバー表記となっていたようです。
さて、このモデルはキャリバー1570の最初期型の為、ハック(秒針停止)機能のない1570搭載のマットダイヤル前期型の通称4レーンと呼ばれる防水表記、SUBMARINER表記 クロノメーター表記(2段)の文字盤仕様となっております。 1970年頃特有のクロノメーター表記のレタリングが細いプリント形式となっております。 また、この防水表記はメーター表記が先に来るメーターファーストと呼ばれる数の少ない防水表記となっております。 一説に由りますと現在はメートル法を採用している国はフランスと日本等多数の国が採用しておりますが、当時のアメリカ市場を重要と考えていた為なのか、実際にロレックス社の文字盤はフィート表記が先に来るプリントが殆どとなります。 ダイヤルは夜光塗料が針の夜光塗料と均一に焼けたとても良い状態となっております。 ベゼルディスクも当時の仕様のレタリングが太いタイプとなっております。ブレスレットは当時アメリカ市場で主に付けられたオイスターリベットブレスレットのU.S.仕様となっております。オリジナルBOX、保証書付きで全体にとても良いコンディションとなっております。












