Description
ロレックスは1926年に防水機構であるオイスターケースのパテントを取得して一気に防水ケース(オイスターケース)の製造を開始しました。防水ケースはどうしてもやや厚みのあるケースとなる事を前提に、高精度の機械と装身具として受け入れられる為の文字盤デザインの重要性はロレックス社の時計製造においては最も重要な部分と位置付け開発が行われてゆきました。こうして今日の完全防水の時計の礎が1930年代にほぼ完成していたと云っても過言ではないと思います。 そうした中で手巻き式防水時計においては、先ずはこの直径が29mm前後の紳士用手巻き時計が主流モデルとなりました。 その後1930年代から1940年代に早くも完成させた防水自動巻きモデル(通称バブルバックと呼ばれる最初期自動巻きモデル)までの間の数年間で、ベーシック防水ケースの形、それに対するデザインとしての文字盤を中心とした針との組み合わせ等ロレックス社のオイスターモデルのベーシックデザインがほぼ固まったと云えます。 ロレックス社の時計はというより時計産業全体的に1960年代に入りますと機械的な改良は進むもののアールヌーボー・アールデコデザインからむしろシンプルな方向にデザインのベクトルが向かう形になり、シンプルでフラットなデザインへとこれまでのデザインから脱却期に入りました。 より高精度な時計がとてもおとなしいデザインへと変化を遂げて行きました。ロレックス社においても文字盤のインデックスが凝ったデザインのものからストレートなバトン型に変わり、針も単にストレートで細長いバトン型へと変遷を遂げました。 この時計はデザインがシンプルになるこれからのデザインを象徴する文字盤としてのバトン型インデックスですが、針に関しましては旧モデル用のアルファ型針となっております。









