OMEGA SS スクリューバックラウンドケース オートマチック「Seamaster」クロノメーター

商品価格(税込)184,800円

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ITEM DETAIL
OMG No. 10399
モデルネーム Seamaster
Ref. 168.024 166.011
Serial.
ケースNo.
機械No. 2*******
キャリバー 564
製造年代 1968’S
材質 SSスクリューバックラウンドケース
ブレスレットベルト素材
ケースサイズ φ35mm

 

¥184,800

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Description

スイス時計メーカーが安定的時計製造がほぼ整った1860年頃、時計メーカーはほぼ懐中時計が当時の主流でありましたが需要の高まりに合わせて各社競争でより高い精度の追及という次世代の課題に取り組んでおりました。世界市場に自社の製品の良さをアピールする為に各社こぞって精度においてはクロノメーター仕様、クロノメーター検査で認定を取得する時計製造が出来る事がメーカーとして欠かせない命題となっていました。 オメガ社も1900年前後にクロノメーターコンテストで優秀な成績を収めた記録が多数残っています。1940年代、ほぼ各社腕時計の製造が主流となっていった時期にオメガ社は代表キャリバーの一つ、30mmキャリバーで始めてクロノメーター規格である認定を取得しました。こうした歴史的な動きの中で、スイス時計メーカー各社が主流となっていた腕時計の安定製造、そしてそのメーカーの評価につながる高精度の機械税造は会社内でも一部の熟練の職人の専門技術スタッフに委ねられ各社進歩を遂げてゆきました。オメガ社においてはクロノメーター規格の手巻き30mmキャリバーから1943年にはcal.330搭載のクロノメーターモデルを完成させ、オメガ社の自動巻きクロノメーターモデルのスタートをきりました。オメガ社のクロノメーターモデルの大きな特徴の一つは初期型は手巻きも自動巻きも特殊な円形のカム式緩急針が採用されており、1950年代に入り、通称″スワンネック”と呼ばれるネジによる緩急調整型へと変化を遂げました。
オメガ社の自動巻きクロノメーターモデルのモデル名でつずれば、センテナリーモデル(cal.333)、シーマスターモデル(最初期cal.352 一部cal.354 以後500系含め多種有), コンステレーションモデル(最初期cal.354,以後500系含め多種有)と変遷して行きます。 このようにスイス時計メーカー各社においては自社製品がクロノメーター規格等高精度であることは、時計産業界においてトップでありえる為には欠かせない必修条件となっていました。 特にパテックフィリップ社、ロレックス社は当時のオメガ社とは熾烈の争いを繰り広げていたようです。
1948年に誕生しましたSeamasterシリーズは30m防水が担保された日常生活防水自動巻きモデルとしてスタートを切りました。その後オメガ社はクロノメーター仕様モデルとそれ以外の自動巻きを並行して製造を続け、1950年代の初頭に初めてのコンステレーションモデルの製造に着手し、1960年初頭にはクロノメーターモデルのコンステレーションが安定的に製造可能となりました。 クロノメーター仕様以外のキャリバーはSeamasterモデルとして製造が続けられました。
この時計はキャリバー564搭載のカレンダー機能付きクロノメーターのSeamasterモデルとなります。文字盤はオメガ社が多用したカット仕上げブラックマーカー入りバトン型インデックスで針もブラックマーカー入りのダウフィン型針、夜光塗料の無い仕様のダイヤルとなっております。カレンダーの早送りもリューズが二段式となっており、一番上まで引き上げて元に戻すを繰り返すとカレンダーが進むような構造となっております。文字盤は若干全体に焼けが見られますが当時のままのオリジナルコンディションとなっております。ケースも使用傷はありますが、大きなダメージ傷の無いとても良いコンディションとなっております。