ROLEX SSオイスターパーペチュアル「EXPLORER」SHOCK-RESISTINGギョウシェダイヤル

商品価格(税込)990,000

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ITEM DETAIL
OMG No. 10276
モデルネーム EXPLORER
Ref. 6298
Serial. 1*****
ケースNo.
機械No. 31***
キャリバー 10.5 A296
製造年代 1956’S(裏蓋刻印 Ⅱ56)
材質 SSオイスターケース
ブレスレットベルト素材
ケースサイズ φ35.5mm

 

¥990,000

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Description

このモデルは所謂″セミバブルバック”と呼ばれる自動巻き第2世代のものですが、1953年にイギリスエベレスト登頂隊が登頂に成功した時にその中のエドモンド・ヒラリー卿が実際に腕に付けていたのはなんであったかは永年相当物議を醸しだしておりましたが、その登頂に成功した時はヒラリー卿がカメラを持っており、同行シェルパのテンジン・ノルゲイ氏の写真が主に残っていた為、ノルゲイ氏が以前シェルパとして同行したオーストリア探検家、ハインリッヒ・ハラー氏から譲り受けたロレックス社のバブルバックを身に付けており、ヒラリー卿所持品もロレックスではと言われ続けてきました。しかしその後にヒラリー卿が亡き後オークションにヒラリー卿の時計が出品され、初めて全ての点と線が繋がった結論となりました。 ヒラリー卿は正にロレックスを持っていたようですが、それは登山成功時ではなく、後に送られたホワイトダイヤルのセミバブルバックだったのです。 そうなるとヒラリー卿は登頂成功時にはどうやら別の時計を身に着けていたようです。 もちろんその登頂成功を期にロレックス社がEXPLORERと自動巻きのセミバブルバックにネームを冠されるようになったのは間違いの無い事実ですが、ヒラリー卿はその時点で着用はしていなかった事が判明しました。 ヒラリー卿に後に送られた時計はREF.6084のセミバブルバックだった様です。しかしながらロレックス社はブラックダイヤルの大き目のセミバブルバックモデル、REF.6150、6350に1953年後期に初めてEXPLORERとモデル名を冠したのが今日の継続されておりますEXPLORERモデルの原点となっております。 そのブラックダイヤル系のEXPLORERモデルの登場は紛れもない現在に至るまでのEXPLORERモデルの源泉であった訳ですが、同時期にカナディアンロレックス社が地域限定で販売しておりましたEXPLORERモデルと、世界基準で作られた白文字盤のEXPLORERモデルはやはり1953年の登頂時期と重なる為継続記念モデルではないにせよなんだかの形で記念モデルとして限定で作られ売られたモデルである事は肯けるところかと思います。
このモデルもそうした中で作られた時計でエベレスト登頂成功記念モデルであったと思われます。 この時計の文字盤はホワイトのギョウシェ(網目彫込み)仕上げで夜光塗料ではありませんがブラックダイヤルの夜光数字と同じアップライドの3,6,9の数字仕様のダイヤルとなっております。 経年変化は見られますが当時のままのオリジナルコンディションとなっております。