IWC SS トノー型スクリューバックケース AUTOMATIC 紳士用自動巻き

商品価格(税込)198,000 円
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ITEM DETAIL
OMG No. 10246
モデルネーム
Ref. 1826
Serial.
ケースNo. 2******
機械No. 20*****
キャリバー C.8541B
製造年代 1970’S
材質 SSスナップバックケース
ブレスレットベルト素材
ケースサイズ φ35 mm×41mm

¥198,000

カテゴリー: ,

説明

スイス・シャウハウゼンにアメリカ資本で創設されたインターナショナル社は堅実な時計製造とある意味アメリカ的な量産式製造方法とは違った、スイス式時計製造で世界でも有数の時計メーカーへと成長致しました。1960年代後期の機械時計メーカーを襲った所謂クォーツショック、電池時計が主流となって行く事が徐々に明らかになった時を境に、機械時計をより進化させ続けたメーカーと電池時計にシフトする、または品質を下げてその後の電池式時計の価格変動に対応したメーカーの差は後の時計メーカーとしての「信頼」に大きく差をもたらしました。 機械時計をひたすら作り続けたメーカーは今日一流のメーカーとして堅実な語りえる伝統を残しております。 インターナショナル社はクォーツショックに対して、自動巻きを進化させ続けたり、インジュニアモデルのように耐磁機能として最高の機能を追い求めたメーカーです。 今日有数の機械式時計メーカーとして評価されているのはそうした積み重ねの結果と云えます。
この時計はインターナショナル社の自動巻きの当時の技術責任者、アルバート・ペラトン氏が開発した独自の自動巻き機構(後にペラトン方式と呼ばれる)の一つです。現在の殆どのメーカーが切替車を使用した巻き上げ方式を採用している機構において、切り替え車の摩耗が将来的に必須であることに対して、アーム巻き上げ方式としたこの機構は同社ならではの優れた自動巻き機構といえます。この時計のデザインは1960年代後半にオメガ社のコンステレーションに採用されたケースデザイン、Cラインと呼ばれたヘビーケースのトノー型となっております。デザインの考案者でパテック社のノーチラスやオーディマピゲ社のロイヤルオーク等を手掛けた鬼才有名時計デザイナーであったジェラルドジェンタ氏がインターナショナル社とも関係が深かった事もありIWC社も同じトノー型ヘビーケースを採用したものと思われます。 文字盤もシンプルなバトン型のインデックスでIWCがアップライドでInternational Watch Co.がプリントとなった1960年代から1970年代の典型的な文字盤仕様で視認性を重要視し、インデックスと針にブラックマーカーを施した仕様となっております。全て当時のままのとても良いオリジナルコンディションとなっております。