MOVADO 14K.エナメルポイントベゼルラウンドケース オートマチック紳士用自動巻き

商品価格(税込)418,000円
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ITEM DETAIL
OMG No. 10244
モデルネーム
Ref. 48455
Serial.
ケースNo. A2******
機械No. 05**
キャリバー 115
製造年代 1950’S
材質 14K.エナメルポイントベゼルラウンドケース
ブレスレットベルト素材
ケースサイズ φ32mm

¥418,000

カテゴリー: ,

説明

モヴァド社は1881年、スイス・ラショードフォンに設立された老舗時計メーカーでマニュファクチュールと呼ばれる機械を全て独自で製造できる完全自社製造の時計メーカーの一つです。特にカレンダー機能、クロノグラフには特化したものが多く見られ、当時の複雑精密機械製造においては、顕著な功績のあるメーカーとなります。 完全自社製造メーカーが故の独自性への拘りが強かったようでモヴァド社は機械部の個々のパーツの形状を敢えて他社と違う形状に意識的に制作しており、これもマニュファクチュールならではの仕様と云えます。 この部品の形状の独自性とも関りがあるかと思いますが、時計のデザインにおいてもマニュファクチュールならではのデザイン性への拘りも多く見られ、独自性のあるクロノグラフモデル及びカレンダー機能付きモデルや携帯用時計として懐中時計だけではなく「ERMETO=エルメト」と呼ばれる収納型携帯時計等モヴァド社ならではの特徴的なデザインも多く見られます。 この時計もそれが窺えるとても珍しい物の1つかと思われます。 14金ケースの3/4回転ハーフローター自動巻のプレーンな丸型のケースですが、ベゼルにブルーエナメルの12時間マーカーを施し、文字盤はサンバースト仕上げの凹凸を付けカット仕上げの丸型のインデックスととても珍しい文字盤デザインとなっております。元々装身具としてのデザインという殻を破った時間を知るだけの道具としての時計をアンチテーゼ的に捉えた時計製造にも力を入れており、1970年代頃からアンディーウォーホールを含め数人のデザイナーに時計をデザインさせたミュージアムコレクションもモヴァド社の特徴の一つとなっております。 この時計のデザインはそういう背景で製造された1950年代の初頭の自動巻きの初期頃に作られたとても珍しい時計の一つかと思います。