PATEK PHILIPPE 18K.ラウンドケース「Calatrava」ANTI-MAGNETIC アーカイブ付き

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ITEM DETAIL
OMG No. 10182
モデルネーム Calatrava
Ref. 96
Serial.
ケースNo. 3*****
機械No. 7*****
キャリバー 27-AM400
製造年代 1962’S
材質 18K.ラウンドケース
ブレスレットベルト素材
ケースサイズ φ30.5mm

 

カテゴリー:

説明

今や世界中に膨大な支持者を集めるに至ったパテックフィリップ社の歴史は1839年創業に遡りますが、その道筋は長い歴史の中では決して平たんなものではなかったと言えます。 もちろん創業以来、丁寧な時計作りでは今日評価されるだけの創業当時からの製造ポリシーに裏打ちされるものがありましたが、1920年代まではある程度の量を製造する為には意を同じくするエボシュ製造メーカーに支えられるところも大きかったと云えます。初期には6人の職人で年間200個の懐中時計を製造するのが精いっぱいといったところだったようです。しかしながら、常に丁寧な時計作りをしてきた蓄積は、当然最高峰の技術の集積といえますので、その中で製造された時計は、「細部に亘る造りの良さ」という点ではそれらの製品から最高峰の技術が細かく見れば見るほど感じ取れます。その素晴らしさは今日のコンピューター製造機器の進歩における製品と比べてもむしろ人の手で丁寧に加工していた当時の製品の方がはるかに勝る部分が沢山あることが分かります。熟練した技術者の人の手が介在する当時の時計と寸分の狂いのないコンピューター機器を駆使した現代の時計を比べると、人の手=熟練職人の技術の方がはるかに繊細でそれ以上であることが分かります。 最高峰の人の技術力はコンピューター製造に決して負けていない事が分かりまし逆に人の手から離れた現代の製造方法の至れない箇所が明確になっているとも云えます。当時の一流の時計製造職人達の技術力の高さは、今日敬意を持って称えなければならないところかと思います。
当時の技術者が手によってここまでの物が作れた事は感嘆以外の何物でもありません。
この時計はある意味パテックフィリップ社を代表するカラトラバモデル、REF.96の集大成モデルと言っても過言ではないと思います。 キャリバー27 AM400とアンチマグネチックキャリバーを搭載し1970年まで製造していたカラトラバモデルです。 REF.96継承モデルは今日でもありますが、当時のままの仕様としての一連の変遷においては、最終モデルではないかと思います。文字盤の一つ一つの丁寧な作り、外周のミニッツドットマーカーに光沢感があり、全体にバランス良く且つ美しい文字盤の仕上がりとなっております。 当時のままの18金製オリジナルバックル及び18金のバネ棒も奇跡的に揃っております。全て当時のままのとても良いオリジナルコンディションとなっております。 アーカイブス付きとなっております。