OMEGA SS スクリューバックケース「Speedmaster」PROFESSIONAL 4th,モデル

商品価格(税込):1,320,000円
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ITEM DETAIL
OMG No. 10173
モデルネーム Speedmaster
Ref. 145012-67
Serial.
ケースNo.
機械No. 25******
キャリバー 321
製造年代 1967’S
材質 SSスクリューバックラウンドケース
ブレスレットベルト素材 SSフラットリンクブレスレット
ケースサイズ φ40mm

 

¥1,320,000

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説明

オメガ社の歴史を語る時、欠かせないのがこのスピードマスタークロノグラフモデルと月面着陸との関係かと思います。 1957年にこれまでのシーマスタークロノグラフから同じキャリバー321を搭載したスピードマスターモデルが誕生しました。 このモデルが1960年代後半にアメリカのNASAの月への着陸計画の備品に選定されるまでには、NASAが一般市中の時計店からクロノグラフを任意に集めて、試験を繰り返し、NASA側からもメーカーに20項目近い要望書を提出し、それに全て応えられたのがこのスピードマスターモデルであったと云われ、見事にNASAの月面着陸計画の装備品となり、1969年に人類初の月面に到達に成功した飛行士たちによってスピードマスターモデルも月へ初めてもたらされました。 以後、オメガ社を代表するクロノグラフモデルとなった訳です。NASAからの要望に逐次対応した事も大きな要因ですが、基本宇宙服の上からも装着可能で操作し易かった事も採用にあたり大きな要因だったように思います。 このモデルは正に1969年に月面着陸の宇宙飛行士たちの装備品と同じモデルREF.145012となります。 実際には月に降り立ったのは1969年7月20日ですので実際にミッションの使用されたのは1967年か1968年製造のモデルを準備段階で入念にテストが重ねられ使用されたと思います。このモデルは風防は交換されていると思われますし、当時のオメガ社の針のホワイトペイントは剥げやすかったので、何回か修理を担当した職人が針のペンイントの補修した跡が見られますが、長年の使用による修復痕であり元々の針のままであろうかと思われます。 また、スピードマスターモデルの文字盤の夜光塗料も剥落しやすかったようで、この文字盤の夜光塗料も外周に近い部分以外の剥落が見られます。 何れにせよベゼルの傷、焼けに因る変色と全て当時のままであるオリジナルコンディションかと思われます。