説明
1926年にオイスターケースのパテントを取得し、防水ケースの基礎が構築されたのを期に、ロレックス社は男性用モデルの90%以上を、女性用でいえば極一部を防水モデルに切替ていきました。やはり女性用に求められるのは耐久性より、あでやかさや美しさである事が求められる一番のポイントである事はロレックス社でも同様で、女性用の防水モデルは当初ほんの一部のものでしか有りませんでした。 このモデルもそうした中で作られた防止モデルの一つです。 しかしながら当時の女性用の需要としては限られていた防水モデルですが、創業者のハンスウィルスドルフ氏のデザインへの拘りは女性用に対しても強く繁栄されていました。
このモデルは手巻きのシリンダー型(円柱状)ケースですが、ベルトの装着部が覗かなりようにカバード式、フーテッド型とも呼ばれますが、ケースとベルトが一体となるように中央が少し尖った形のカバーを付けシンプルなラウンド型に変化を付けたデザインとなっております。 後にバブルバックモデルに置いても同様のデザインが作られました。 また、文字盤のデザインも防水ケースに合わせたブラック地のスポーティーなデザインとなっております。 防水モデルはやはり防水であるが故の重厚なケースデザインとなりながら、それに併せたスポーティー感を醸し出した美しいバランスのデザインとなったロレックスらしい女性用の演出といえる時計となっております。