Description
ロレックス社の自動巻きの時計の歴史の中で、エアキングという勇ましいネーミングの時計ではありますが、これは元々飛行機の時代の到来、近代化をイメージしてネーミングされましたエアジャイアント等のモデルから自動巻きに派生したモデルで、落ち着くところとしては一番シンプルな自動巻きラインのモデルです。 もちろん古い時代には変わり種文字盤等ロレックス社の文字盤の変遷を窺わせるデザインのものもありますが、60年代後期からは他のモデル同様シンプルなデザインに落ち着きました。 現在ではエクスプローラータイプダイヤルや近年のモデルでは再び珍しいデザインのモデルが出されておりますが、70年代から80年代の頃はカラーバリエーション(シルバー、ブラック、グレー、ブルー、シャンパンゴールド)はありましたが、インデックスの造作は多少の種類はありましたが、総じてあまりデザイン的変化のない時代でした。これはエアキングモデルに限らずロレックス社の他のモデル全般に70年代以降は文字盤のインデックス、針等のデザインは均一化されてゆきました。この文字盤はシルバーサテン仕上げでシンプルなバトン型のインデックスとポインテッドバトン針の組み合わせの文字盤となっております。全体にアンティークテイスト感のあるとても良いオリジナルコンディションとなっております。